大変だけど楽しいこともある

ハタチの若いヘルパーさんからの気付き

9月に入ったけれどまだまだ暑いですね。もう少しで涼しくなるのかと思って希望を見いだしています。先日、営業職の方か役所の職員さんか外周りをしている様なワイシャツ姿の男性が扇風機内蔵のベストを着て歩いていました!
建設作業をされている方が来ている扇風機内蔵の服が欲しいという話を前回させていただきましたが、ベストがあるじゃない!!!やっぱり考えますよ。欲しいですよ。あれは!w
自転車でその男性の横を通り過ぎましたが音も静かでした。
ネットで調べるとワークマンやファッションセンターしまむらから発売されているみたいなので(実際店舗で見たわけではないですが)、作業着っぽくないベスト良いかもしれませんwww

最近、パーキンソン病の方のケアに初めて付かせていただきました。声は出されないので電子パットに書かれた文字で食べたい物など教えてくださいます。今は一人暮らしをされていて普段は車椅子で買い物に行って好きな物、食べたい物を買われているみたいです。

まだ詳しく知り得ませんが、朝や昼は飲み物中心でご自分で飲まれています。指の拘縮があるのでストローはヘルパーが予め夜に挿しておきます。それから箸やスプーンは持てずにいるので食事は全介助です。コンビニなどで買ってきた物ばかりなのは、ヘルパーが食材を料理してそれを全介助で食べていただく時間までは無いからだと思います。

夕飯ぐらい温かいもの、その場で調理したものの方が美味しいんじゃないかと思うけれど、噛むのもゆっくりのスピードになるので、時間をかけずに食事内容が男子学生みたいです。

その日は飲み込めずに辛そうな時があって、私も食べ物が喉に詰まった経験あるのですが、本当に苦しいし危ないのです。口に入ってる量が多すぎたのか飲み込めなくなってずっと(30秒程のかなり長い時間に感じました)ムセていて、水の中でもないのに溺れているみたいになって利用者様がものすっごい汗かいてしまって。あごを引くように下を向いてもらって、やっと治りましたが、食べるだけでも必死だし苦しいのです。

楽しみや安らぎのはずの食事を摂るのも毎回こうなんだろうかと考えると、とても辛かったです。それでも、強い心の利用者様はそんなことがあっても、食後落ち着いて私達の帰り際は手をあげて”バイバイー”というようなしぐさを見せてくれました。

私だったらあんなに苦しい思いをしたらしばらく寝込むかもしれません。本当に強くてかっこいいです。

20歳ぐらいの若いヘルパーさんに同行して教えてもらったのですが、ちょっと気になることが。。

いや若くて元気で明るい笑顔がすっごく素敵なんですよ!この仕事を続けられていて日本の宝にように思うし、これからもずっと働き続けてほしい。

でも食事介助している時持っていた器を一旦机に置いてタオル取る時など、器をガって落とすように置く感じが、もうちょっとそっと置いてくれないかな~

なんかドカって置いてるのがイライラしてる感じ?態度に出てないかい?
服もバンって落として置く感じとか

言葉にはしなくても態度に出るってこと結構ありますよね。
日常生活でも本当私も気を付けないとと思いました。
私は歳を重ねている分もあるから優しさで利用者様の日々が少しでも明るく楽しくなるよう努めようと思った夜でした。

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